2010年11月23日火曜日

平成22年度みんぱく若手研究者奨励セミナー「国境を越える市民社会と人類学」

明日から3日間、みんぱく若手研究者奨励セミナーが始まります。
今年度は「国境を越える市民社会と人類学」というテーマを設定しました。
全国から集まった15人の若手研究者の方々が事例報告をおこないます。
【テーマ】
人やモノの関係が流動化した今日の世界において、『国境を越える市民社会』と呼びうる非公式の組織による国際的なネットワークが構築されつつある。その主要なアクターは、マイノリティの権利主張をめぐる組織や運動体、人権問題や人間の安全保障などにかかわるNGOやNPO、地域紛争の当事者、宗教ネットワークなどである。これらの諸アクターは、21世紀の人類学において看過できない事象を世界各地のさまざまなフィールドで構築している。今回のセミナーでは、そうした国際的なネットワークによる運動や実践、あるいはそれらをめぐる地域社会の葛藤や紛争に焦点をあてた研究を募集し、新たな市民社会が構築されるなかで人類学が可能なアプローチについて検討する。
http://www.minpaku.ac.jp/common/wakate_seminar2010.html

0 件のコメント:

コメントを投稿