明日から3日間、みんぱく若手研究者奨励セミナーが始まります。
今年度は「国境を越える市民社会と人類学」というテーマを設定しました。
全国から集まった15人の若手研究者の方々が事例報告をおこないます。
【テーマ】
人やモノの関係が流動化した今日の世界において、『国境を越える市民社会』と呼びうる非公式の組織による国際的なネットワークが構築されつつある。その主要なアクターは、マイノリティの権利主張をめぐる組織や運動体、人権問題や人間の安全保障などにかかわるNGOやNPO、地域紛争の当事者、宗教ネットワークなどである。これらの諸アクターは、21世紀の人類学において看過できない事象を世界各地のさまざまなフィールドで構築している。今回のセミナーでは、そうした国際的なネットワークによる運動や実践、あるいはそれらをめぐる地域社会の葛藤や紛争に焦点をあてた研究を募集し、新たな市民社会が構築されるなかで人類学が可能なアプローチについて検討する。
http://www.minpaku.ac.jp/common/wakate_seminar2010.html
<アサイラム/アジール空間>の人類学
この研究は、グローバリゼーションのなかで現れる社会的排除/包摂の空間を<アサイラム/アジール空間>として概念化し、医療・福祉施設、野宿者一時宿泊施設、難民キャンプ、先住民定住地、宗教空間などの成立要因が異なる現場を、社会的排除と包摂をめぐる新たな人類学的フィールドとして捉え直すことを目的にしています。
2010年11月23日火曜日
「アフリカの角、難民の文脈」−第1回長崎大学学術セミナー
6月に第1回長崎大学学術セミナーでダダーブ難民キャンプにおける難民と地域住民との間の社会経済的な関係について報告させていただきました。増田さん、真城さん、本田さんありがとうございました!
http://www-sdc. med.nagasaki-u. ac.jp/gcoe/acti vities/seminar/ nuas1st_j.html
http://www-sdc.
アフリカ難民問題の課題
フィールド紹介−世界最大の難民キャンプ
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